吉野太夫花供養は、洛北常照寺で行われる2代目吉野太夫を偲ぶ催しです。
14才の若さで太夫となった吉野太夫は「寛永三名妓随一」「希代の太夫」と謳われ、
その才色兼備の名声は遠く明(中国)にまで聞こえました。
詩歌、管弦、和歌、聞香、囲碁、双六など諸芸に秀でていた吉野太夫、
『色道大鏡』『宮本武蔵』や歌舞伎『桜時雨』など多くの文学作品に登場し、
また吉野が愛用した裂地(きれじ)は「吉野間道」(よしのかんどう)として茶の世界でも愛用されています。
当日は古式豊かな太夫道中が披露され、
内八文字を踏んで進む島原太夫の美しい姿を見学することができます。
本堂では献茶法要が営まれ、境内では遺芳庵席・野点席・煎茶席などのお茶席が披かれ
島原太夫や芸能家による演奏や舞などが吉野太夫の霊前に奉納されます。
京の春の風物詩として知られ、全国各地から終日多くの参詣者で賑わいます。
日時 令和6年4月14日(第2日曜日)
開庭9時より~閉庭14時まで
お茶席 遺芳庵席(淡交会京都南支部)
吉野会席(倉斗宗覚吉野会会長)
点心
内容 ・太夫道中(山門―本堂まで)・吉野太夫供茶法要
・和楽器ユニット「凜ひとえ」奉納演奏
・吉野太夫墓前供養・・島原太夫奉納演奏
・島原太夫トークショウー・島原太夫写真撮影会
※ 参加には、お茶券4500円が必要です。
2月10日より発売開始
(★枚数に限りがありますので お早めにお申し込み下さい。当日券はありません)
①現金書留にチケット代金の現金(1枚4500円x枚数分)を入れて
下記までお送りください
宛先
〒603-8468
京都市北区鷹峯北鷹峯町一番地
吉野会 宛
②なお、現金書留には チケット送付用封筒
(返信先の住所、氏名をご記入の上、84円の切手を貼った封筒)をご同封ください。
③内容を確認次第、 チケットを お送りいたします。
お問い合わせ(10時~16時)常照寺まで
電話 075-492-6775